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#11 大女優Audrey Hepburnが残した言葉(3)

 皆さん、こんにちは。3月が最終の週に入りました。2023年度も終わる頃になりますね。今週は卒業式のところも多いのではと思います。Graduation seasonですね。卒業される皆さま、Congratulations and best wishes on your next journey!!!

 今回のAmy’s Weekly LetterではAudrey Hepburnが残した言葉の最終回をお送りいたします。

“I never think of myself as an icon. What is in other people’s mind is not in my mind. I just do my thing.”

Audrey Hepburn

【日本語訳】

「私は自分自身をアイコンだとは決して思っていません。 他の人の心の中にあるものは、私の心にはありません。 私はただ自分のことをするだけです。」

【ポイント】

・think of somebody as a/an 〇〇: 誰か(自分も含め)が○○のように思う。

・icon (noun): ここではモノのアイコンではなく、(ファッションまたは映画の)シンボルや代表者という意味です。

・mind (noun): よく心または頭に訳されます。人々の考えや感情を表すことばです。関連する keep in mind(念頭に置く)も覚えておくと便利です。

例:I’ll keep in mind your suggestion(あなたの提案を念頭に置く・忘れないようにするよ)

“My greatest ambition is to have a career without becoming a career woman.”

Audrey Hepburn

【日本語訳】

「私の最大の目標は、キャリアウーマンにならずにキャリアを持つことです。」

【ポイント】

・ambition (noun): 野望、欲望、目標

 関連するambitious (adjective)の形容詞も一緒に覚えましょう。大学生の時、北海道大学の札幌キャンパスを訪問した際に「Boys, be ambitious!」という言葉を見たのを今でも覚えています。(もちろんここではboysに限られた励ましの言葉ではありませんが、当時は男性学生がほとんどだったからのではないかと思います。)

・career (noun): 日本語ではカタカナの「キャリア」ですが、ここで改めて「キャリア」ってなんだろうと考えました。「(一生の)職業、専門職」との意味がありますが、もっと広い意味として、「歩んできた道、人生の足跡、生き方そのもの」も指します。

 ここで、Audrey Hepburnのような大女優が言いたかった「have a career without becoming a career woman」はどういう意味でしょうかね。彼女の経歴を見ると、間違いなく偉大なキャリアを築いたとは誰も反対しないと思いますが、彼女の言った「career woman」とはどういう意味でしょうか。単純に「職業をもつ女性。特に、専門的な知識や技術を必要とする職業に従事している女性」ではないような気がします。

 彼女の発言から私の推測ですが、ここでAudreyの言った「career woman」は女性ならでの(キャリアを追求するときに)犠牲にしたものではないかと思います。例えば、結婚や出産、家族と過ごす時間、子供を世話する時間等の犠牲です。Audreyはキャリアは追求したいけれど、家族や子供も大切にしたいという姿勢だと考えらます。キャリアを選ぶのか、それとも家庭に専念するのかは、どの文化どの時代においても女性を悩ますことですね。

“Good things aren’t supposed to just fall into your lap. God is very generous, but He expects you to do your part first.”

Audrey Hepburn

【日本語訳】

「良いものはただあなたの膝の上に落ちてくるものではありません。 神はとても寛大ですが、あなたがまず自分の役割を果たすことを期待しています。」

【ポイント】

・suppose (verb): 想定する、推定する。ここでは受け身のbe supposedですね。~想定される、~となっている、という意味です。

例:The last person who had a bath is supposed to clean the bathtub.(最後にお風呂に入る人はお風呂を掃除することになっている。)

・lap (noun): ここでは膝と訳したのですが、正確には「膝」ではありません。膝は「knee」ですから(Head, shoulders, knees and toesという有名な子供の歌がありますね)。lapは、正確には座った時にできる腰からひざ頭までの水平な部分で、立っている時には存在しない体の部位です。

 あまり日常に出てこない言葉だと思われるかもしれませんが、この「lap」は以外と身近に使われていますよ。それは「laptop」= ノートパソコンです。なぜlaptopがパソコンかって疑問を思ったことがありませんか。

 ここではdesktopという言葉と一緒に考えればわかりやすいと思います。

laptop = 膝の上。

desktop = 机の上。

 両方 laptop, desktop ともパソコンの意味を指します。違いは、desktop は机に置く大きなコンピューターですね。それに対して、laptop は膝の上におけるコンピューター ➡持ち運べるノートパソコンの意味です。laptop は laptop computer の略で、desktop は desktop computer の略です。ちなみにパソコンは personal computer の和製語ですので、「パソコン」をどんなにきれいに発音してもネーティブには通じません。

・generous (adjective): 〔性格や行いが〕寛大な、心[度量]の広い、寛容な。良い意味に使われることがほとんどです。この形容詞の名詞は generosity (noun) です。

例:I was overwhelmed by the generosity of friends and neighbors (友人や近所の人たちの寛大さに圧倒されました。)

“The beauty in a woman is not in the clothes she wears, the figure that she carries, or the way she combs her hair. The beauty of a woman is seen in her eyes, because that is the doorway to her heart; the place where love resides. True beauty in a woman is reflected in her soul. It’s the caring and that she lovingly gives the passion that she shows and the beauty of a woman only grows with passing years.”

Audrey Hepburn

【日本語訳】

「女性の美しさは、着ている服、身に着けているもの、髪のとかし方にあるのではありません。 女性の美しさは目に現れます。それは彼女の心の入り口、愛が宿る場所だからです。 女性の真の美しさは彼女の魂に反映されます。 それは思いやりであり、愛情を込めて情熱を与えることであり、女性の美しさは年を経るにつれて増大するだけです。」

【ポイント】

・doorway (noun): 入口、入る所

・reside (verb): 宿る、住む、居る

・reflect (verb): 反映する

 ここでは難しい言葉がありませんが、文の構造が詩みたいですね。特に「The beauty in a woman is not in the clothes she wears, the figure that she carries, or the way she combs her hair.」、同じ構造の文が三つ並んで聞き手にリズム感を与えて印象に残ります。

  「The beauty of a woman is seen in her eyes」、日本語では「目は口程に物を言う」という言葉と似ていますね。最後に「the beauty of a woman only grows with passing years」も印象的でした。通常、女性たちにとって一番怖いのは年齢が上がるとともに外観の美しさが失われていくことではないでしょうか。しかし、Audreyは「女性の美しさは年を経るにつれて増大するだけです」と断言しました。ここで彼女が言いたい 「女性の美しさ」 は外観の美ではなく、内側の美ですね。優しさ、思いやり、情熱、愛情。それらのものは年と共に増していくしかないとのことです。Audrey Hepburn自身も、年をとっても外側・内側の美しさが輝きつづけて、本当に心から尊敬できる素敵な女性でした。

 以上Audrey Hepburnが残した言葉から英語と一緒に彼女の人生観についても学ばせて頂きました。いかがだったでしょうか。次のWeekly Letterに取り組んでほしいテーマがありまたら、どうぞお寄せくださいませ!

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